旅館・ホテル あの仕事・この仕事 どんな人が向いているのか? 魅力は?気になる仕事 知得ガイド
旅館・ホテル あの仕事・この仕事 どんな人が向いているのか? 魅力は?気になる仕事 知得ガイド
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接客係(客室係・仲居)のおしごと

お出迎えから食事の配膳、お見送りまで。「おもてなし」の中心的役割を担うのが、接客係(客室係・仲居)です。
どんな毎日を過ごし、どこに仕事のやりがいを感じているのか――。働く人の声をご紹介しましょう!

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接客係(客室係・仲居)のおしごと

お出迎えから食事の配膳、お見送りまで。「おもてなし」の中心的役割を担うのが、接客係(客室係・仲居)です。 どんな毎日を過ごし、どこに仕事のやりがいを感じているのか――。働く人の声をご紹介しましょう!

先輩スタッフ Interview

「いいお宿だった」の言葉で幸せに。
未経験からでも学べる、
成長できる仕事です。

キャリア5年
S.Nさん(45歳)のおしごと

お客様と接する時間が一番長い仕事

私は、旅館にお越しになったお客様を玄関でお出迎えし、お荷物を持って客室にご案内。 お茶をお出ししながら、非常口の確認やお風呂、お食事などのご案内をする。 そして、夕飯の配膳やお片付けをし、翌朝にはお帰りになるお客様を玄関でお見送り――。 旅館やホテルによって多少の違いはあっても、接客係(客室係・仲居)の仕事はだいたい、以上のようなものです。 この間にお客様とちょっとした世間話をしたり、観光地などに関するご質問にお答えしたり。 お客様に接する時間も、交わす言葉の数も、旅館内で一番、多いのが接客係(客室係・仲居)ではないでしょうか?
そのため、責任は重大です。旅館の、そして旅行全体の思い出の重要な部分を占めることになりますから。 楽しかった、快適だった、そう思っていただけるよう、いつも笑顔での接客を心がけています。

「ありがとう」は働く意欲のエネルギー源。そして成長を実感する言葉

私は販売職や受付などの接客業は経験があります。しかし、旅館で働くのは初めて。 最初は覚えることも多く、大変でした。でも、私は人と接することが好きなので仕事が苦だとは思わなかったですし、 周りの先輩や女将がよいお手本になってくださいました。また、お客様に教えていただくこと、 学ぶことが多いのもこの仕事の魅力だと思います。5年ほど経験を積んだ今では、 コミュニケーション能力やさまざまな知識が伸びたと思います。 この仕事をしていて一番嬉しいのは、お客様が喜んでいらっしゃる姿を見ることです。 嬉しそうな笑顔で「すごくおいしいお料理ですね」と言ってくださったり、帰り際に 「いいお宿でした。とても楽しかったです」と言ってくださったり。 お客様から感謝の言葉をいただくことも多く、 本当に幸せな仕事だと思っています。

S.Nさんの 1日 スケジュール
7:15 出社
制服に着替えた後、朝食の配膳のため、食堂に移動します。
7:30 朝食の配膳
素早く、きれいに。笑顔での「おはようございます!」も忘れずに。
9:00 玄関でお客様のお見送り
合間に、ラウンジでお待ちのお客様にお飲み物をお出しします。
10:30 途中休憩(中抜け)
旅館から家までは車で15分ほどの距離。家に帰って夕飯のしたくなどの家事を片づけます。
一段落したら、一人でのんびりお昼ご飯を食べて、休憩。
14:45 再出勤
今日チェックインするお客様の確認をします。
15:00 お客様をお出迎え
お荷物を持って、客室にご案内します。
18:00 夕食の配膳
当旅館では夕飯はお部屋で召し上がっていただくので、各部屋にお食事をお持ちします。終了のご連絡があったら、後片付け。
20:15 退社
お疲れさまでした!
1POINTコメント

私は子どもが独立して時間に余裕があるため、長時間の勤務をしています。 小さなお子さんがいらっしゃるなど長い時間働くのが難しい場合、昼間だけ勤務の方も。 私は時々、母の通院に付き添うために半休をいただくことがあります。 会社も仲間も快く都合を聞いてくれるので、感謝していますし、働きやすいですね。

客室係のお仕事をさがす
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こんなプロのすご技が身につく!

どんな道にもプロはいる、どんなプロもかっこいい!あなたもすご技を持った、プロの接客係(客室係・仲居)を目指しましょう。

1
きれいな言葉遣いとマナー
きれいな言葉遣いとマナー
多くの旅館やホテルでは、導入研修があります。そこで、基本的な言葉遣いや配膳の方法、 お茶の出し方などの接客マナーを学びます。最初は少々ぎこちなくても大丈夫。 周囲にいるプロの接客を見ているうちに、自然ときれいな敬語や身のこなし、 接客マナーが身につきます。また、制服が着物、という旅館も多いため、着物の着付けが学べるのもお得。 「日本のおもてなし」のプロをめざしましょう。
2
表情一つで気持ちを見抜く「読“心”術」
表情一つで気持ちを見抜く「読“心”術」
接客の基本は、お客様をよく「見る」こと。そして、ちょっとした仕草や表情の変化から、お客様のお望みや困っていることを見抜いて、適切なお声がけをします。 これが、最初はなかなか難しい。お客様が近くにいらっしゃるのにうっかりボーッとしてしまったり、逆にじーっと見つめすぎて、お客様に居心地の悪い思いをさせてしまったり。でも、「お客様に喜んでもらいたい」という気持ちさえあれば、いつしか「読“心”術」を身につけられますよ。
3
幅広い年代の気持ちをつかむコミュニケーション力
幅広い年代の気持ちをつかむコミュニケーション力
普段の生活では、自分と同じ年代、同じような環境に暮らす人たちとの付き合いに偏りがち。 しかし旅館やホテルには、ご高齢のご夫婦や若い方のグループ、お子様連れの若夫婦など、 さまざまなお客様がいらっしゃいます。幅広い年代、多様なキャラクターに接することで知識や話題の引き出しが増え、 コミュニケーション力がアップする。そうすると、人と接することがより一層楽しくなる。そんな好循環が実感できる仕事です。

1つでも◎なら適職!?
合ってるかもCHECKリスト

円形
人と接するのが好き
別にお話し上手である必要はありません。人の話を聞くのが好き、人が喜ぶ姿を見るのが嬉しい。
そんな人なら、接客係(客室係・仲居)に向いています。
円形
ライフスタイルに合わせて働きたい
朝と夜にはかならず働く、土日は絶対休めない――。なんてことはありません。 昼間だけ、夜だけ、土日のどちらかは基本休み。 そんな働き方をしている方も多くいるのが接客係(客室係・仲居)です。寮に入って長く働く、 繁忙期だけ短期で働く。どちらもアリです。まずは、興味を持った旅館やホテルに相談してみましょう。
円形
語学スキルを向上させたい
近年、海外からのお客様が増え続けています。英語や中国語、韓国語、スペイン語など。話すチャンスはいっぱい!
実践を通して、語学スキルのアップを目指せます。
円形
「ありがとう」がやりがいにつながる
多少の苦労はなんのその、「ありがとう」と言われると張り切っちゃう!
そんな方なら文句なし。接客係(客室係・仲居)のお仕事を楽しめるはずです。
先輩がアドバイス!
こんな人ならオススメ!

「人が好き」な人に向いている仕事です。接客係(客室係・仲居)の仕事はチームプレイなので、 お客様のことはもちろん、一緒に働く他のスタッフのことも好きであって欲しい。 困った時には助け合う、分からないことは教え合う、仕事以外の話も気楽にできる。 そんな環境で働きたい方にはオススメの仕事だと思います。

「思わず、採用!」な好印象エピソード(面接編)
「思わず、採用!」な好印象エピソード(面接編)
面接をする側も旅館やホテルを経営する立場として、やはり「旅館やホテルが好き、接客が好き!」 という方には好印象を持つようです。「以前、旅館で働いていました。でも今はまだ子どもが小さいから、 夜は働けなくて。長い時間の勤務は難しいかもしれませんが、旅館で働くことが、 この仕事が好きなんです!」という方は、採用ポイントもグッとあがるようです。
また、「旅館業の経験はないんですけど」という方も、「人と接する仕事がしたい」 「子どもと仲よくなるのは得意」「お客様に喜んでもらえると嬉しい」など、 「人が好き」という気持ちが伝わるお話をしてくださることも、「思わず、採用!」となる好印象ポイント。 ご自分の強みをしっかりアピールしましょう。

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