お出迎えから食事の配膳、お見送りまで。「おもてなし」の中心的役割を担うのが、接客係(客室係・仲居)です。
どんな毎日を過ごし、どこに仕事のやりがいを感じているのか――。働く人の声をご紹介しましょう!
お出迎えから食事の配膳、お見送りまで。「おもてなし」の中心的役割を担うのが、接客係(客室係・仲居)です。 どんな毎日を過ごし、どこに仕事のやりがいを感じているのか――。働く人の声をご紹介しましょう!
「いいお宿だった」の言葉で幸せに。
未経験からでも学べる、
成長できる仕事です。
私は、旅館にお越しになったお客様を玄関でお出迎えし、お荷物を持って客室にご案内。
お茶をお出ししながら、非常口の確認やお風呂、お食事などのご案内をする。
そして、夕飯の配膳やお片付けをし、翌朝にはお帰りになるお客様を玄関でお見送り――。
旅館やホテルによって多少の違いはあっても、接客係(客室係・仲居)の仕事はだいたい、以上のようなものです。
この間にお客様とちょっとした世間話をしたり、観光地などに関するご質問にお答えしたり。
お客様に接する時間も、交わす言葉の数も、旅館内で一番、多いのが接客係(客室係・仲居)ではないでしょうか?
そのため、責任は重大です。旅館の、そして旅行全体の思い出の重要な部分を占めることになりますから。
楽しかった、快適だった、そう思っていただけるよう、いつも笑顔での接客を心がけています。
私は販売職や受付などの接客業は経験があります。しかし、旅館で働くのは初めて。 最初は覚えることも多く、大変でした。でも、私は人と接することが好きなので仕事が苦だとは思わなかったですし、 周りの先輩や女将がよいお手本になってくださいました。また、お客様に教えていただくこと、 学ぶことが多いのもこの仕事の魅力だと思います。5年ほど経験を積んだ今では、 コミュニケーション能力やさまざまな知識が伸びたと思います。 この仕事をしていて一番嬉しいのは、お客様が喜んでいらっしゃる姿を見ることです。 嬉しそうな笑顔で「すごくおいしいお料理ですね」と言ってくださったり、帰り際に 「いいお宿でした。とても楽しかったです」と言ってくださったり。 お客様から感謝の言葉をいただくことも多く、 本当に幸せな仕事だと思っています。
7:15 | 出社 制服に着替えた後、朝食の配膳のため、食堂に移動します。 |
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7:30 | 朝食の配膳 素早く、きれいに。笑顔での「おはようございます!」も忘れずに。 |
9:00 | 玄関でお客様のお見送り 合間に、ラウンジでお待ちのお客様にお飲み物をお出しします。 |
10:30 | 途中休憩(中抜け) 旅館から家までは車で15分ほどの距離。家に帰って夕飯のしたくなどの家事を片づけます。 一段落したら、一人でのんびりお昼ご飯を食べて、休憩。 |
14:45 | 再出勤 今日チェックインするお客様の確認をします。 |
15:00 | お客様をお出迎え お荷物を持って、客室にご案内します。 |
18:00 | 夕食の配膳 当旅館では夕飯はお部屋で召し上がっていただくので、各部屋にお食事をお持ちします。終了のご連絡があったら、後片付け。 |
20:15 | 退社 お疲れさまでした! |
どんな道にもプロはいる、どんなプロもかっこいい!あなたもすご技を持った、プロの接客係(客室係・仲居)を目指しましょう。
「人が好き」な人に向いている仕事です。接客係(客室係・仲居)の仕事はチームプレイなので、 お客様のことはもちろん、一緒に働く他のスタッフのことも好きであって欲しい。 困った時には助け合う、分からないことは教え合う、仕事以外の話も気楽にできる。 そんな環境で働きたい方にはオススメの仕事だと思います。
私は子どもが独立して時間に余裕があるため、長時間の勤務をしています。 小さなお子さんがいらっしゃるなど長い時間働くのが難しい場合、昼間だけ勤務の方も。 私は時々、母の通院に付き添うために半休をいただくことがあります。 会社も仲間も快く都合を聞いてくれるので、感謝していますし、働きやすいですね。